カデドック・シャルドネ 2023

以前紹介した「アニョー・ルージュ」と同じ生産者、バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルドが南仏ラングドックで手がけるシャルドネ100%のデイリーワインです。
ラングドックはもともと安価なワイン産地で、Wikipediaには、概要、次のような記述があります。


「温暖で夏に雨の少ない文字通りの地中海性気候であるこの地方は、ぶどうの栽培に最適、というよりは恵まれすぎていて、ぶどうを植えっぱなしにしておけばそこそこの収穫があり普段飲むのには申し分のないワインができたるため、「お茶がわり」あるいは「歯磨き用」などと揶揄される安ワインの産地だった。
しかし、1980年前後からボルドーなどの厳しい規制にとらわれず、自由に良いワインを作りたいという優れた醸造家が多数移入してきたこともあり、現在はかなり評価の高いワインが生産されるようになってきている」

というわけで、この地からはコスパの優れたワインが多く生み出されています。

エチケットのデザインも秀逸ですね。
エチケットを見るだけで、なんだか美味しそうな雰囲気が漂ってきます。

「PAYS D’OC」というのはラングドック・ルションのIGP表記です。


グリーンがかった黄金色のグラスをスワリングすると、レモンやライムのようなフルーツ系の香りが上がってきます。

口に運ぶと最初に来るのが爽やかな酸と微かな甘味、少し遅れて心地よい苦味が感じられます。

さて、今回このワインに合わせるのはホタテのソテー、レモンバターソースです。
レモンバターとワインの酸味が絶妙のマッチング。そしてワインの余韻の苦味を包み込むようなほんのりとしたホタテの甘さが際立ちます。

高評価、チャンネル登録、是非よろしくお願いします。


葡萄品種:シャルドネ100%
アルコール度数:13%
スクリューキャップ
インポーター:エノテカ(株)
サミットストアにて税込み千円少々

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