シャンドン・ブリュット


モエ・エ・シャンドン、ドン・ペリニヨン、何かの記念日でもない限り、庶民の家飲みには高額すぎるシャンパンですが、これらを造っているMHD(モエ・ヘネシー・ディアジオ)社がオーストラリアで製造するスパークリングがこのシャンドン・ブリュットです。


伝統的な瓶内二次発酵など、シャンパーニュの醸造技術をそのまま受け継ぎながら、スーパーで2000円少々で手に入る画期的なスパークリングワイン。 今回はこのシャンドン・ブリュットとそれに合わせる鯛のグリルを作ってみたいと思います。


オーストラリアに於けるMHD社のワイナリーはヴィクトリア州、ヤラヴァレーというところにあります。
ヴィクトリア州はオーストラリア大陸の最南端。州都メルボルンの街なかを流れ、ポートフィリップ湾に注ぐヤラ川が侵食してできたのがヤラヴァレーです。
オーストラリアというとシラーが有名ですが、ここではその冷涼な気候から、エレガントなピノノワールシャルドネが生み出されています。


ワインの色調は淡い黄金色。
きめ細かい泡が液面に駆け上がってきます。
レモンやライムなどの柑橘系の香り、青りんごのような香りもします。
爽やかな酸とほのかな果実の甘さが感じられます。

フレッシュで切れの良いドライな仕上がりのスパークリングなので、わりとどんな料理にも合わせられそうですが、今回はレモン風味の鯛のグリルを作ってみたいと思います。




葡萄品種:シャルドネ60% ピノノワール40%
アルコール度数:12.5%
コルク栓
インポーター:モエ・ヘネシー・ディアジオ(株)
サミットストアにて税込み二千円少々

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